ハーレクイン・シリーズ
十代のころ
英国ロマンス界の巨匠が贈るすれ違う愛の劇場。若き日の過ち、再会、しかし・・・。――切なすぎる物語から目が離せない。
親族の苦境を聞きつけてマギーは10年振りに故郷に帰った。懐かしい我が家を前に、封印したはずの苦い記憶が甦ってくる。両親を早くに亡くして内にこもりがちだった少女時代、やさしく見守ってくれた義理のいとこのマーカス……。マギーは彼に夢中になり、愚かにも愛されていると信じた。だが、彼の突然の婚約発表によって淡い恋心は打ち砕かれ、彼女は傷心のあまり、取り返しのつかない過ちを犯したのだ。「出ていけ!」そう叫んだマーカスの怒声は今も耳に残っている。いまだに疼く傷跡を胸に、マギーは勇気を出して家の扉を開けた
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年12月20日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 麻生恵
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-93232-7
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- 書籍番号
- HQB-232
読者レビュー
とにかく若いからこそ貫いてしまうほど強い気持ちにすごく憧れます。ただ、その結果があまりにも悲しく切ない展開で涙しながら一気に読みました。何度も読み直したい「ハーレクイン」の1冊です。