ハーレクイン・シリーズ
恐れに満ちた再会
プレイボーイの撃退は得意でも、彼の優しさにはあらがえない……。
エデンの夫で富裕な銀行家のダミアーノ・ブラガンツィは、南アメリカで消息を絶ち、すでに死亡したと信じられていた。五年後、エデンのもとに警察と外務省の人間が訪れ、ダミアーノはクーデターに巻きこまれて投獄されていたが、解放されて今日イギリスに帰国する、という驚くべき情報をもたらす。エデンはさっそく空港に向かい、夫と再会した。だが彼女の胸は不安と恐れでいっぱいだった。ベッドで消極的な態度しかとれないエデンのせいで、彼が行方不明になる前から結婚生活は暗礁に乗りあげていたからだ。しかもダミアーノが失踪した三カ月後、あるタブロイド紙に、彼女がほかの男性と関係したというおぞましい記事と写真が掲載され、それがもとでブラガンツィ家を出たことも、ダミアーノは知らない。再会を喜ぶ彼が、もしそのいきさつを耳にしたら……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2002年04月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 春野ひろこ
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-11763-2
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- 書籍番号
- R-1763
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