ハーレクイン・シリーズ
華麗なる情事
富豪一族の伝説ⅩⅡ
バハニア王国の掟――王女の純潔を奪った者は死刑。
家事代行業を営むグウェンは、プレイボーイと評判の顧客ゼインから、彼の恋人のふりをして親族の結婚式に出席してほしいと頼まれた。結婚しろと口うるさく言う親戚たちの目を欺くためだという。二千ドルの報酬にそそられて引き受けたものの、一緒に過ごすうち、グウェンはすっかりゼインに心を奪われる。いいえ、だめ。ゼインと私の生活は天と地ほどもかけ離れているのよ。それに、私には決して彼には話せない秘密がある。そう自分に言い聞かせたが、彼に抱きすくめられ、キスをされると、グウェンの体は喜びに震えた。次のデートに誘うゼインの声がぼんやりと頭のなかでこだました。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2005年08月05日
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- 著者
- ジャッキー・メリット
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- 訳者
- せとちやこ
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-61071-1
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- 書籍番号
- N-1071
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- ミニシリーズ
- 富豪一族の伝説
読者レビュー
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『富豪一族の伝説』の第十二話。あまりにも身分の違うゼインと恋に落ちてしまい、とまどうグウェン。彼の優しさに徐々に心を開いていきますが、二人の間にはある障害があり……。