ハーレクイン・シリーズ
偶然の恋人
やっと理想の男性に出会えたと思ったのに。
彼はなぜ私から離れていったのだろう。
セレーナの父親は往年のロックスター。そのせいで彼女は子供のころから常に好奇の視線にさらされ、つらい思いをしてきた。だから平凡でも堅実な男性と幸せな家庭を築きたいと願っている。そんな彼女が理想の夫を求めてブラインドデートに車で向かう途中、誤って水たまりをよけそこなったのがすべての始まりだった。歩道を歩いていたスーツ姿の男性をずぶ濡れにしてしまった彼女は車を降りて謝り、彼を家まで送り届けることになった。ハンサムで魅力的な彼を助手席に乗せ、セレーナの心は揺れた。彼の名前はジェイク、仕事は会計士――わかっているのはそれだけ。でもブラインドデートの相手より彼とこのまま過ごせたらいいのに。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2009年05月05日
-
- 著者
- フィオナ・ハーパー
-
- 訳者
- 南和子
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-22011-0
-
- 書籍番号
- I-2011
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
二〇〇六年にデビューしたイギリスの作家。いつも本を手放さず、空想ばかりしている少女だった。ロンドンに住んでいるが、スコットランド高地地方や夏の午後の田舎がお気に入り。趣味はダンスや料理。もちろん、読書やロマンチックな恋愛映画も。映画を見るときはハンカチが必需品だという。ハッピーエンドでも悲しい結末でも涙が溢れてしまうので。