ハーレクイン・シリーズ
次期国王のスタヴロス王子に花嫁探しを依頼され、ジェシカは震える胸をおさえ、自分に言い聞かせた――いくら彼がすてきでも、クライアントに惹かれてはだめ! 彼女は理想のカップルを誕生させるこの仕事を誇りにしており、今回も良縁を探すために全力を尽くすつもりだ。だが、王子は愛など信じず、結婚を義務としか思っていないという。花嫁の条件は、家柄がよく、美しく、世継ぎを産めること。その望みにかなう候補者を次々に探しだすジェシカだったが、彼はことごとく気に入らないばかりか、彼女に熱い視線を向けてきた。まさか。わたしには、彼の望みを叶えることができないのだから……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年10月20日
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- 著者
- メイシー・イエーツ
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- 訳者
- 三浦万里
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年10月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12904-8
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- 書籍番号
- R-2904
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- ミニシリーズ
- ロイヤル・アフェア
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モニター
花嫁探しの依頼者のヒーローと結婚仲介業者のヒロイン。花嫁の条件にあわないヒロインが、ヒーローに心惹かれながら、懸命に仕事をこなそうとする姿が印象的でした。ヒロインもヒーローもいろいろ背負っているので、なかなかうまくいかないけれど、愛で乗り越えてほしい!と思わせる作品です。
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モニター
次期国王に結婚相手を紹介する仕事を請け負ったヒロイン。王子の良さ、ヒロインの人となりを理解するには、紙面が少なくて物足りないです。王子が素敵で、ミイラ取りがミイラになってしまったお話ですが、最後の決断を後押ししてくれる意外な人物の話ももっと読んでみたい。王子には兄弟もいるので、2部作にとどまらずシリーズ化を期待します。
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モニター
スタヴロス王子に花嫁探しを依頼されたジェシカが王子にひかれながらも、花嫁の条件を満たす候補者を次々に探しだす…と思って読んでいましたが、ジェシカの過去や秘密が次々と出てきて、とても切ないお話でした。二人で困難を乗り切って行くハーレクインらしいハッピーエンドでした。一味違った作品です。
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モニター
結末が気になって一気に読んでしまいました。引かれ合うふたりを応援したくなる気持ちと、花嫁の条件が気になって素直になれないジェシカの思いに感情移入できて結末に至るまでドキドキでした。
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モニター
仕事は公私混同してはいけないもの。しかしジェシカはそれをしてしまう。それは普通ではないからで、自分に嘘はつけない。誰だって 仕事だからと日ごろ我慢する事が多いんです。でも真面目に自己啓発していれば、周囲は見てくれているんですね。 過去がどうであれ、その時は一生懸命生きたんだし、今の自分があるんだから。一歩踏み出したくなりました。
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モニター
心を悩ますのは、本能の叫びなのか・・・それとも理性の声なのか・・・私たちが日々感じる心は、どちらの声なのか! 国の将来を考え、理性で子孫を残そうとする王子だが、本能の声が叫び荒れ狂う。身近な女性が本能の相手なのか? 妄想が彼女の服を一枚一枚と剥ぎ取り、自分の理性をも崩していく怖さ・・・。心が引き裂かれる思いを、彼女に伝えるべきか・・・。彼女の理性をも音をたてて崩していく、王子の本能の思いを感じてほしい。
ロマンス小説を書く前から、熱心な読者だった。自分のヒーローとヒロイン作りが楽しめる今の幸運が信じられないという。オレゴン州南部の自然の中で、通りの向かいに住む両親の手を借りながら、夫と幼い3人の子供と共に暮らす。朝起きて家の裏口に熊を見つけるような生活と、自宅で書くエキゾチックな街で起こる物語との落差を楽しみながら、執筆に励んでいる。