ハーレクイン・シリーズ
ブリーは高級ホテルのポーカールームで、妹が背負わされた負債をようやく清算したところだった。部屋を出ようとしたそのとき、聞き覚えのある男の声がした。「最後の勝負をしないか。賭けるのは100万ドルと、君だ」ウラジミール! 10年前に私を捨てた大富豪。彼の企みをいぶかりながらも、ブリーは覚悟を決め、賭けに応じた。妹と二人、メイドとして働くこの惨めな生活から抜け出せるのなら……。だが運命の女神は、あろうことかウラジミールに微笑んだ。呆然とするブリーに、彼は冷たく微笑んで言った。「君は僕のものだ。僕が望む間、ずっと」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年10月05日
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- 著者
- ジェニー・ルーカス
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- 訳者
- 遠藤靖子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年09月24日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12897-3
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- 書籍番号
- R-2897
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- ミニシリーズ
- 氷の皇帝より愛をこめて
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モニター
10年前騙すために近づいたヒロインに、10年経過した今も愛していると自覚したヒーローが切なかったです。ヒーローの行動に思わず泣いたシーンもありました。面白かったです。
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モニター
初恋物語がゆがんでしまったのでしょうか、途中で何度も「正直になればいいのに」と、思いながら読んでました。もう一つ妹の初恋物語があるようなのでその話も読んでみたい気がします。一気に読んだのですが、今も目頭が熱いです。もう一度読みます。
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モニター
純粋な恋愛ではなく奴隷として買われる主人公。最初は自業自得じゃないかと思うんですが、読んでいくうちに元々二人は惹かれあっているのに何かの障害が邪魔をしてうまくいかない運命だったのかな…と感じますが、最後までハラハラでした。純愛はすてきですね。
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モニター
10年前に別れたブリーとウラジミールの二人が、偶然にも再会。賭けに負けたブリーは、ウラジミールの奴隷になってしまう。お互いの誤解を解きつつもそれぞれの弟や妹の事で自分を犠牲にしようとしている姿が切なくて、胸が張り裂けそうでした。
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モニター
とても、おもしろかったです! 読んでいるうちに、どんどん引き込まれて一気に読んでしまいました(^ ^) ハラハラ、ドキドキ!!そして、男女の恋の結末!! 今からまた、読み返します♪
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モニター
最後までハラハラしながら読みました。ヒロインも健気で応援したくなるタイプです。脇役の妹がその後などどうなったのか気になります。妹の話も楽しみです。お得感いっぱいといった作品でした。
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モニター
どんでん返しに次へ次へ読みたくなる! 途中で読むのをやめることができないような、読み進めるたびに場面展開が速い。言葉の一句一句に胸が打たれ、涙が思わず出るような台詞。オトナな話。
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モニター
ラブシーン好きな方にお勧めです。男性が男らしいのでドキドキハラハラします。
書店を経営する両親のもと、たくさんの本に囲まれ、アイダホ州の小さな町で遠い国々を夢見て育つ。16歳でヨーロッパへの一人旅を経験して以来、アルバイトをしながらアメリカ中を旅する。22歳でのちに夫となる男性に出会い、大学で英文学の学位を取得した1年後、小説を書き始めた。育児に追われている今は執筆活動を通して大好きな旅をしているという。