ハーレクイン・シリーズ
こんな結婚、やっぱり私にはできない! 誓いの言葉を交わす寸前になって、花嫁のアニーサは逃げだした。婚約者がじつは同性愛者で、それをカモフラージュするためにアニーサをだまして縁談を進めていたと、式の直前にわかったのだ。花嫁衣装をまとったままホテルのエレベーターに乗りこんだ彼女は最上階の豪華なペントハウスで、見知らぬ男性とでくわした。本当はこの人のような男性と、情熱的に結ばれたかった……。彼の青い瞳に誘われて、アニーサは彼と一夜をともにする。彼がそのホテルのオーナー、セバスチャン・ウルフだと知るのは、数週間が過ぎ、お腹に宿した子の父親を捜しているときのこと――。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年10月05日
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- 著者
- アビー・グリーン
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年09月24日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12896-6
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- 書籍番号
- R-2896
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- ミニシリーズ
- ウルフたちの肖像
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モニター
結婚に絶望した花嫁が逃げ込んだ先にいたのは見目麗しい御曹司、という誰もが憧れるパターンから始まるお話で、はじめからお話の中に引き込まれて、ヒーロー&ヒロインのやり取りなどにドキドキしました。しかしはじまりは王道ですが、そのあとは意外な展開で、このあと二人は無事に結ばれるのかハラハラさせられっぱなしでした。読後感はほっとして、すっきり。こんな幸せな恋、してみたいです。ヒロインになった気分で、ちょっとわけありヒーローとのドキドキの恋を楽しめました。
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モニター
夢のような結婚のはずが、まさかの展開。深く考える暇もない運命的な出会い。自分がアニーサになったように錯覚する展開でした。情熱的であり、切ないストーリーが印象に残りました。
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モニター
過去のトラウマに苦しめられて、どうしても愛を受け入れられない。そんな屈折したヒーローを十分に味わえました。冷たく突き放しながらも助けに現れたりと、ヒロインにどうしようもなく惹かれていく様子にちょっとドキドキしました。二人の関係はどうなるのか。最後までわからず、ラストまで一気に読めました。
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モニター
初めてハーレクインの作品をじっくり読ませていただいたのですが、美しい世界観がすぐに思い描けてとても物語に入り込みやすかったです。主人公のその場その場の感情が国や立場が違えど私達と同じ恋する一人の女性だったのでとても共感できました。一気に読み終わってしまう作品だったので自信をもっておすすめできます!
ロンドンに生まれ、幼少時にアイルランドに移住。10代のころに祖母の愛読していたハーレクインのロマンス小説に夢中になり、宿題を早急に片づけて読書する時間を捻出していた。短編映画のアシスタント・ディレクターという職を得るが、多忙な毎日の中でもハーレクインの小説への熱はますます募り、ある日辞職して、小説を書きはじめた。