ハーレクイン・シリーズ
名家の令嬢として何不自由なく育ったダイアナは、ある日訪れた美術展覧会で、鋭いまなざしの一人の男と出会う。孤児院で育ったその男アダムは、アルバイトの傍ら学業に励む青年。独力で人生を切り開く姿は、ダイアナの目にひどくまぶしく映り、彼女は両親や周囲の反対をよそに、許されぬ愛へと溺れていく。だが二人は住む世界も考え方も真逆。その違いがしだいに亀裂をうんで、やがて耐えられなくなったアダムは、ダイアナを捨てて姿を消した。あれから6年――ダイアナは父親が遺した莫大な借金により、愛する屋敷も友人も、すべてを失っていた。そんなダイアナの前に、皮肉にも裕福な実業家となったアダムが現れ……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年10月20日
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- 著者
- ロバータ・レイ
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- 訳者
- 小林町子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年10月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42035-0
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- 書籍番号
- PB-135 (初版R-992)
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モニター
格差の恋愛模様。すれ違いを何度も重ね、立場の逆転、いくつもの苦難を乗り越えた後の2人の展開にドキドキハラハラしながら読めました!!
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モニター
よくある身分違いの話ではなく、後半はなんと身分が逆転してしまい、素直になれない主人公と、なかなかうまくいかないもどかしさで続きが気になり、一気に読んでしまいました。若さ故の間違った考えや行動に素直に反省するダイアナを応援したくなり、逆にアダムが憎くなりました。でもアダムはほんと完璧なかっこ良さなんですよね~。悩ましい。でもその行動にも訳があり・・読後はスッキリです。
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モニター
一気に読みました。愛は大事だけど、身分違いって、大きな障害になるんだなと改めて思いました。彼と別れてから、ヒロインは頑張ってましたね‼。そこに彼が居てくれたらって、何度も何度も思いました。お嬢様育ちのヒロインは、特にツラかったのでは? でも、その経験が彼をもっと理解する要素になったのは確かです。ヒロインの一途で情熱的な愛がとても印象的です。
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モニター
孤児院で育った青年と大金持ちの令嬢のラブロマンスが、身分を越えて繰り広げられます。いつしか立場が逆転し、誤解もあり、悲しい別れが・・・。しかし、赤い糸は繋がっていたんですね。劇的な再会のシーンが感動です!
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モニター
この本を読んで、キュンキュンしちゃいました!! お互い、置かれている状況が違っても、惹かれあうって素敵ですね!! 大好きな本の一冊になりました。
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モニター
ダイアナは父の死をきっかけに転落の人生を歩む事になるが、アダムへの愛憎の月日が彼女を成長させていく過程が面白かった。また、再会してからの展開は「そうそう、こうあって欲しい」と、私の心を躍らせてくれることとなった。
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モニター
身分が途中逆転してしまう展開がおもしろかったです。ドキドキな話の進展にワクワクしながら読めました。
小説を書き始めたのは14歳のとき、寄宿舎のベッドの中だという。趣味で始めた筆跡鑑定が警察や公的機関から鑑定の依頼を受けるようになるなど、多彩な能力を持っている。結婚して子供がいるが、雑誌、子供向けの本、テレビ・フィルムなどさまざまな分野で活躍、国際的な評価を得ている。現在はロンドンに住む。レイチェル・リンゼイ名義での著作もあり。