ハーレクイン・シリーズ
伯爵は誇り高き鷹
“サン・ヴォレンコの鷹伯爵”彼こそが、私の心を奪った暴君。
18歳の誕生日、アマンダは伯爵チェーザレにプロポーズされた。それは親友同士である二人の母親が望んだことだったのだが、傲慢で情け容赦なく、誇り高い鷹のような伯爵がただ恐ろしく、アマンダはプロポーズを断り、そのまま故郷を離れた。そして5年後、彼女は伯爵の弟ピエロと偶然の再会を果たす。兄とは違って優しいピエロに伴われ、久しぶりに帰郷した彼女は、冷たい怒りをたたえたチェーザレの瞳に迎えられた。アマンダは思い知らされることになる。チェーザレが、彼女の拒絶を許していなかったことを。そして、強引な求婚の第二幕が、今まさに始まろうとしていることを。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年10月05日
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- 著者
- シャーロット・ラム
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- 訳者
- 八坂よしみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年09月24日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22294-7
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- 書籍番号
- I-2294
読者レビュー
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この鷹伯爵、エロティカヒーローよりも潜在能力は高めかと。ボルジア兄妹のオマージュは読者のハラハラ感を上げる効果程度なのでご安心を。伯爵が絶対権力を握る閉鎖的な街で伯爵家の伝説が禍々しくヒロインの未来に影を落とし……という幕開けですが、物語は伯爵の大人げない無茶振りあり、勧善懲悪のイケメン2ショット活劇ありで軽快に進み、いつのまにやら伯爵の魅力にやられる危険性大。主人公のみせる迷い・悟り・決断もいい。
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第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はイギリス本土から100キロ離れたマン島で暮らす。大の子供好きで、5人の子供を育てた。ジャーナリストである夫の強いすすめによって執筆活動に入った。2000年秋、ファンに惜しまれつつこの世を去った。ハーレクイン・ロマンスやハーレクイン・イマージュなどで刊行された彼女の作品は100冊以上にのぼる。