ハーレクイン・シリーズ
侯爵家からの招待
財産以外、自分には魅力がないなんて、彼女は本当に思っているのだろうか。
過労が原因で肺炎にかかり、一週間ほど入院していたグレースは、大学時代の友人ジュリアが声をかけてくれたのをさいわい、休養のため、イタリアのリゾート地を訪れた。彼女がジュリアのアパートメントでひとりくつろいでいると、魅力的なイタリア人男性がジュリアの荷物を届けに来た。あとで聞かされた話では、彼はマッテオ・ディ・ファルコ侯爵といい、ジュリアは、彼の子供を身ごもっていると自慢げに打ち明ける。妊娠を理由にマッテオに結婚を迫るつもりだと語る友人に、グレースは、危ない賭に出るつもりなのではないかと心配になった。ところが数日後、マッテオはグレースに誘いの電話をかけてきた。親密につきあっている女性がいながら、その友人に声をかけるとは。グレースは即座に断るが、マッテオは外出先でも近づいてきて……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2000年06月20日
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- 著者
- アン・メイザー
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- 訳者
- 有沢瞳子
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-00271-1
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- 書籍番号
- R-1588
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