ハーレクイン・シリーズ
砂漠のシンデレラ
アラビアン・ロマンス:バハニア王国編 Ⅲ
遊びまわっている女と決めつけられ、彼の秘書にされるだなんて!
「僕の子供を妊娠しているというのは本当か?」バハニア王国のプリンス、サディクにつめ寄られ、クリオは恐怖にのみ込まれそうになった。ああ、とうとうばれてしまったのだ。出会ってすぐに惹かれ合い、ベッドをともにしたが、貧しい生まれの自分は単なる情事の相手にすぎなかったと知り、傷ついたクリオは彼のもとから逃げ去った。いままでずっと連絡をくれなかったのだから、彼の目当てが王位継承権を持つ赤ん坊にあるのは明らかだ。「結婚しよう」サディクは一方的に告げたが、愛のない結婚を求めていないクリオにとって、それはプロポーズではなく、死刑宣告も同じだった。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2003年09月05日
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- 著者
- スーザン・マレリー
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- 訳者
- 新号友子
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-60977-2
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- 書籍番号
- N-977
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- ミニシリーズ
- アラビアン・ロマンス:バハニア王国編
読者レビュー
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『アラビアン・ロマンス:バハニア王国編』の第三話です。前作でヒロインだったザーラの妹、クリオが主人公。愛を求め続ける孤独な彼女の心を、プリンスが受け入れる日は来るのでしょうか?"