ハーレクイン・シリーズ
フィービーは途方にくれて、生後3カ月のニーナを胸に抱き、名士ランディス家のパーティにやってきた。友人が一夜の情事ののち秘かに産んだニーナをフィービーに預けたきり、消息を絶ってしまったからだ。父親だという御曹司カイルはたくましくハンサムだが、噂にたがわぬプレイボーイで、さっそくフィービーに誘いをかけてきた。どぎまぎしつつも彼女が事情を説明すると、カイルも事情をのみこみ、家族会議のすえ、DNA鑑定を受けることになる。やがて、ニーナはランディス家の一員だと判明。すると一転、カイルはフィービーに迫った。「ぼくと結婚するんだ」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年09月05日
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- 著者
- キャサリン・マン
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- 訳者
- 秋庭葉瑠
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年08月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51578-0
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- 書籍番号
- D-1578
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- ミニシリーズ
- 億万長者に愛されて
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モニター
傲慢ヒーローかと思いきや、家族思いのとても素敵なヒーローにうっとり! かわいい赤ん坊のニーナの様子を読んでいると、皆が首ったけになるのもよくわかります。ヒロインの決断は、随分大胆な気もしますが、そこはハーレクインならではの運命的な出会いのために必要なことですよね!! アメリカの上流階級の生活を垣間見ることができたことも、とても楽しかったです。
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モニター
『傲慢すぎるプロポーズ』というタイトルから受ける印象ほど傲慢ではないヒーローに好感が持てます。ヒロインの心情を理解し、彼女が彼を受け入れられるようになるまで待つあたりは、傲慢とは対極かも。もちろん、ただ待つわけではなく、あれこれとセクシーな手段でヒロインにプレッシャーをかけ続けるわけですが。ディザイアらしくホットなラブシーンにドキドキしました。
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モニター
タイトルとあらすじから、どれだけ傲慢なんだ…とよい印象を受けませんでしたが、実際はそんなことはありません! このタイトルはもったいない! ぜひ読んでみて下さい。愛も思いやりもあり、とてもよいヒーローです。主人公二人もヒーローの家族も機知に富んでおり、何気ない会話も面白いです。誰かを愛したから他の人を愛せない訳ではなく、愛は決して一つでは無いことを感じさせてくれました。
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モニター
フィービーは友人の産んだニーナを連れて、親権を得るためカイルを訪ねます。カイルはDNA鑑定の結果、逃れようの無い事実と向き合わなければなりません。自由を謳歌していたカイルと、ニーナを我が子のように愛しているフィービーの駆け引きが始まり、互いの妥協点を探り合っている間の心理変化が面白い作品でした。
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モニター
DNA鑑定とか今ありそう。すごい展開だけど、力強くひっぱってくれる男の人って今少ない気がします。やだけど惹かれます。
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モニター
友人の子を守りたいと思うヒロインの行動がとても良かったです。前回のヒロインである、マリアンナやアシュリーも脇で出ててとてもよかったです。
大学では演劇を学び、卒業後は小さな町の新聞社で働いたり、教職に就いて演劇学校の校長を務めたりした。その後、昔からの夢だったロマンス小説の執筆に取りかかる。RITA賞受賞作家となった今は、空軍パイロットである夫の転属に伴って4人の子供たちとビーグル犬、虎猫を引き連れてアメリカ国内を転々とするうちにさまざまな経験をし、それを作品の構想に役立てている。