ハーレクイン・シリーズ
永遠の炎
サザーランドの獅子 Ⅲ
バレリーナの華やかな生活か、北の森での結婚生活か……。
ローレルは夢を見ていた。毎夜繰り返される黒い馬に乗った男の夢。「あなたは誰なの?なぜここに来たの?」彼女の問いかけに、鎧で身を固めた馬上の男が振り返る。「すべてを手に入れるためだ。おまえのすべてを」やめて!目が覚めたあともローレルの動揺はおさまらなかった。あのすみれ色の暗い瞳は、忘れたくても忘れられない。彼女の祖父が統治するエデンの谷は、近隣の賊たちに狙われている。あの夢の男は、賊の一人なのだろうか?やがてその男の正体が明らかになった。キアラン・サザーランド――この地を守るために雇われた傭兵、そしてローレルの夫となるはずの人物だった。夢が現実となると知って、ローレルは愕然とした。そうよ、彼はエデンの谷を乗っ取ろうとしているんだわ!
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2000年03月05日
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- 著者
- スザーン・バークレー
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- 訳者
- 矢島たか子
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- 定価
- 946円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-00105-7
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- 書籍番号
- HS-83
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- ミニシリーズ
- サザーランドの獅子
読者レビュー
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十四世紀のスコットランドを舞台にした愛と冒険の一大叙事詩〈サザーランドの獅子〉も、いよいよ最終話! 今月はライオンの忘れ形見キアランが放浪の末、本当の自分の居場所を見つけます。