ハーレクイン・シリーズ
純白のウエディング
一夜の夢でもかまわない。わたしのすべてを奪ってほしい……。
幼くして両親を失い、天涯孤独となったナタリーにとって、隣に住むキレイン家の人々は家族も同然だった。なかでも一家を支える長兄マックはあこがれの人。ナタリーが十七歳だったときのこと。ある夜友を失って悲しむ彼女をマックは優しく抱きしめ、甘い口づけをして燃えあがらせた。だが彼はその後、ナタリーのことなど忘れたかのようにあまたの女性とデートを重ねている。〝君が大人になったらすべてを教えてあげよう〟ナタリーはマックがあの夜に告げた言葉を忘れられず、真っ白なドレスを着て彼に純潔をささげることを夢見つづけていた。あれから五年が経とうとしている。私はもう子供じゃないわ!きたる日に胸をときめかせる彼女に、マックは冷たく言い渡した。「うぶな君は情事には向いていない。僕は結婚はしない主義なんだ」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2003年08月05日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 山野紗織
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- 定価
- 671円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-51000-8
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- 書籍番号
- D-1000
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