ハーレクイン・シリーズ
最終章をもう一度
他人に見せるジキル博士と私に見せるハイド氏、どちらが本当のあなたなの?
生花店を営むペニーの前に、別れた恋人ライアンが現れた。映画に投資をして富と権力を持つ彼は、とても魅力的な男性だった。だが、すべてを支配する強引さについていけなくなり、妊娠を告げぬまま、ペニーは一年前に彼の前から姿を消したのだ。「ペニー、ぼくたちの子供に会いたいんだ」ライアンの言葉に、ペニーは冷たい手で心臓をつかまれる気がした。なんて残酷なことを言うの。脳炎を患って流産し、そのことは手紙で彼に知らせたはずなのに。もうほうっておいてと言うペニーに、彼は意外な提案をした。自分が借りている屋敷を、きみに飾りつけてほしい、と。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2004年05月20日
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- 著者
- マドレイン・カー
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- 訳者
- 加藤由紀
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-11965-1
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- 書籍番号
- R-1965
読者レビュー
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これまでハーレクイン・イマージュからお届けしていたマドレイン・カー。今作は、過去の痛手から立ち直ろうと努力するヒロインと、彼女の愛を取り戻そうとするヒーローの姿を情熱的に描きます。