ハーレクイン・シリーズ
オアシスの愛と砂漠の掟
どんなにシークに愛されようと、私には王妃になれない理由がある。
砂漠の王国で、双子の王女を世話するエイミーは、出産後まもなく亡くなった王妃に代わる母親のような存在だった。だが今、幼い王女たちは父親の愛情を求めはじめている。猛々しく厳格な支配者のアミール国王に物申すのは勇気がいるが、彼女は意を決して拝謁を願い出た。1年前に妻を亡くしたアミールにとって、男の世継ぎをもうけるためには再婚が急務だった。そんなとき、娘たちのナニーを見て考えた。彼女を妃に迎えれば、王国を存続させられるかもしれない、と。エイミーの抱えるある秘密が、その思惑を打ち砕くとも知らずに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年08月20日
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- 著者
- キャロル・マリネッリ
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- 訳者
- 柴田礼子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年08月01日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12886-7
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- 書籍番号
- R-2886
イギリスで看護教育を受け、救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む。現在も3人の子供とともに住むオーストラリアは、彼女にとって第二の故郷になっているという。