ハーレクイン・シリーズ
スイスの寄宿学校を卒業したレクサは、2年ぶりに家族が待つロンドン郊外の屋敷に戻ってきた。数年前に母を亡くした今となっては、義父とも義兄たちの誰とも、血のつながりはない。それでも大好きな皆に会えるのをレクサは心待ちにしていた――何より、ひそかに慕っていた長兄ジェースとの再会を。実業家として成功したジェースはさらに大人の魅力を増していて、彼を前にしてレクサの胸は高鳴り、頬はおのずと赤らんだ。もちろんそのときは知る由もなかった。淡いこの恋心が、家族の絆を壊してしまうほど辛く悲しい愛の始まりだったとは。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年08月20日
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- 著者
- パトリシア・レイク
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- 訳者
- 三木たか子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年08月01日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42033-6
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- 書籍番号
- PB-133 (初版I-180)
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モニター
親の再婚により義理の兄弟になったヒロインとヒーロー。お互いに思いを寄せていますが、年の差が2人を遠ざけることに…。次はどうなるのかな? と楽しみにしながら一気に読める作品です。
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モニター
年の差の有る義理の兄妹の、お互いに思っているのにすれ違う思いがもどかしく、歯がゆい感じ…。じれったいと思いながらも…一気に読んでしまいました。
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モニター
タイトル通り、主人公の義兄との恋の物語です。それだけでなく、仲の良い家族の間に緊張感のある空気が流れます。義姉もヒーローに熱を上げるし、ヒーローともう一人の義兄の間にも女性がらみの問題があり、ヒロインの恋は障害だらけです。でも、思いっきり複雑な関係ではあってもそれほどドロドロした話ではなく楽しく読めました。
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モニター
優しく、でもちょっぴり意地悪な兄へ惹かれる主人公の気持ちがすごく伝わってきました! 複雑な家族構成のなか、兄姉たちとの関係にも色々な思いをめぐらせながら読むことができます。
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モニター
赤の他人が突然家族になる。ましてとても素敵な男性が目の前に現れ兄となったら…。私には縁が無いですが、羨ましい。でも悩みますよね。主人公を応援しながら一気読みです!
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モニター
義理の妹と義理の兄の恋愛、とても面白く読みました。脇役がとても良くて読んでてワクワクしますよ。
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モニター
美しい義理の妹の、自分への淡い初恋が大人の愛へと昇華するのを、ひたすら気長に待ち続けた義理の兄。その気高さが見どころかと。世間知らずのヒロインが年齢よりもさらに幼いだけでなく、周りの人間もずいぶんと未熟だと感じられました。そのせいで、実るはずの恋が簡単には進まず、そのためにヒロインが成長するという、結果オーライな展開ですね。正直この年齢差は、私としては受け付けないところですが。
ハーレクインの黎明期を支えた作家。港町リバプールで生まれた。イギリスの古典文学を愛し、早くからエッセイなどを執筆。美術学校を出て、訪れたヨークシャーの田園風景に魅せられて定住。作家活動に入った。