ハーレクイン・シリーズ
夏色の恋の誘惑
恋の花に敬礼!
FBI特別捜査官のカートは休暇に故郷の家を訪ね、不審な人物を見つける。最近向かいの家に引っ越してきた美女メアリーが、庭で違法薬物を育てているようなのだ。カートはその苗を引き抜くが、まったくの勘違いでメアリーを怒らせたうえ、彼女が地区の検事長代理とわかる。決してかかわるまいと誓うが、トラブルが二人を引き寄せ……。
シークの秘策
ハリールは砂漠の国のたくましいシーク。外交官として世界を飛びまわる彼に魅せられて恋に落ちたジェイドは、彼とともにアテネで暮らしている――もう2年も。ハリールは優しく、ジェイドを特別な存在に思わせてくれるが、愛していると言われたことは一度もない。やがて彼女は悲しい事実を悟った。わたしはただの愛人に過ぎないのだわ。
ひとつの嘘
美しい島でひっそりと暮らすクレアは、嵐が迫るある日、彼女の妹を訪ねてきた男性に目を奪われた。際立ってハンサムな彼の名は、ジャック・ダイサード。有名な富豪一族のプレイボーイだ。彼はクレアの妹が亡くなったと知って帰りかけたが、意外にも嵐を心配して助けを申し出てくれた。クレアの胸に抱かれた赤ん坊が彼の子とも知らずに。
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- 頁数
- 320頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年08月05日
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- 定価
- 964円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年07月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-74252-0
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- 書籍番号
- ZVB-2
読者レビュー
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モニター
ドキドキも切なさも思わず笑ってしまうやり取りもある、素敵な物語が詰まっていました。夜の暑さを忘れるくらい夢中になれたし、あっという間に読み終わってしまいます。
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モニター
ダイアナ・パーマーのヒーローは、相変わらずちょっとずれていて、二人の口論に笑いました。ルーシー・モンローの砂漠もバーバラ・ハネイの南の島も、情景が目に浮かぶようでした。
シリーズロマンスの世界で今もっとも売れている作家の1人。総発行部数は4200万部を超え、各紙のベストセラーリストにもたびたび登場している。かつて新聞記者として締め切りに追われる多忙な毎日を経験したことから、今も精力的に執筆を続ける。大の親日家として知られており、日本の言葉と文化を学んでいる。ジョージア州在住。
アメリカ、オレゴン州出身。2005年デビュー作『許されない口づけ』で、たちまち人気作家の仲間入りを果たす。愛はほかのどんな感情よりも強く、苦しみを克服して幸福を見いだす力をくれるという信念のもとに執筆している。13歳のときからロマンス小説の大ファン。大学在学中に“生涯でいちばん素敵な男性”と知り合って結婚した。18歳の夏に家族で訪れたヨーロッパが忘れられず、今も時間があれば旅行を楽しんでいる。
幼いころより物語を書くのが大好きで、10代には詩や短編に挑戦していた。結婚後は子育てに専念していたが、4人の子供が成長すると書くことへの情熱が再燃し、1999年に作家デビューを果たす。執筆活動の合間には、作家の夫とともに知らない国を旅したり、荘厳なアウトバックを再訪したりして想像力を刺激しているという。オーストラリア北部在住。