ハーレクイン・シリーズ
金の砂漠と白い雪
使命をまっとうするためなら、たとえ獣とでも結婚するわ。
固い決意を胸に、砂漠の国ハジャールを訪れたカタリーナ妃は、宮殿のさびれた様子に呆然と立ち尽くした。室内は暗く静まり返り、人影はまばらで、みな暗い顔をしている。5年前のあの事件以来、民衆には決して姿を見せぬまま宮殿の奥にこもって国を治めているというザーヒルのせいだろうか。顔に傷を負った孤独なシーク、“ハジャールの野獣”と恐れられる彼に、カタリーナはすがらなければならない運命にあった。自国は今、王である父が病に倒れ、内乱の危機にさらされている。彼女の美貌をもってザーヒルと結婚し、国を守ってもらわなければ。だが彼は氷のように冷たい一瞥をくれ、言った。「妻など欲しくない」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年08月05日
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- 著者
- メイシー・イエーツ
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- 訳者
- 馬場あきこ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年07月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12881-2
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- 書籍番号
- R-2881
ロマンス小説を書く前から、熱心な読者だった。自分のヒーローとヒロイン作りが楽しめる今の幸運が信じられないという。オレゴン州南部の自然の中で、通りの向かいに住む両親の手を借りながら、夫と幼い3人の子供と共に暮らす。朝起きて家の裏口に熊を見つけるような生活と、自宅で書くエキゾチックな街で起こる物語との落差を楽しみながら、執筆に励んでいる。