ハーレクイン・シリーズ
愛の迷い子
“頑固で堅物”の叔父にもう我慢できないと言って、親友のクリスティが、ディジーに電話で助けを求めてきた。クリスティは今、湖水地方の古城に住む叔父ザカリアの家に滞在している。両親の遺産を相続する許可をもらうためだったが、叔父があまりに厳格なので、話がうまくいきそうもないという。そこで、年中放浪ばかりしている無責任な元同級生としてディジーに登場してもらい、自分の真面目さをアピールしたい――それがクリスティの思いつきだった。親友の頼みを断れず、しぶしぶ湖水地方に向かったディジーは、城の近くの湖で、見事な肉体の若い男性が水浴びしている場面に遭遇する。その男性こそがクリスティの叔父、ザカリアだったのだ!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年08月05日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 平江まゆみ
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年07月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90179-8
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- 書籍番号
- K-169 (初版R-685)
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の1人。3人兄妹の末っ子としてベッドフォードシャーの小村で育つ。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年、みごとデビューを果たした。物語を作るときにいちばん楽しいのは、ヒロインとヒーローの性格を考えるとき。書いているうちに徐々に主導権が移り、いつのまにか彼らが物語を語りはじめるのだという。