ハーレクイン・シリーズ
強引な誘惑
富豪一族の伝説 Ⅱ
理由も告げず、彼の前から去っていた女性。再会した彼女には、さらなる秘密が……。
バネッサは心配のあまりどうにかなりそうだった。甥が誘拐されて二カ月がたつのに、何の手がかりも見つからない。状況を打開すべく、フォーチュン家に新たに派遣されたのは、FBIの敏腕捜査官デビン・キンケイドだった。バネッサは、瞳に孤独を漂わせる彼を一目見るなり運命を感じた。捜査を手伝って親密になれたらと願ったが、デビンは素人の口出しなどいらないと、露骨に彼女を避け続ける。業を煮やしたバネッサは、彼を挑発するためキスを仕掛けた。だが、彼の反応は期待していたものとはほど遠かった。「お手軽なセックスなら望むところだ」デビンはそう言うと彼女を乱暴に抱き上げ、ベッドルームへと運んでいった。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2004年10月05日
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- 著者
- ローリー・ペイジ
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- 訳者
- 藤田由美
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-61031-2
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- 書籍番号
- N-1031
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- ミニシリーズ
- 富豪一族の伝説
読者レビュー
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『富豪一族の伝説』第二話をお届けします。誘拐事件の捜査と並行して、二人の関係もスリリングに展開していきます。