ハーレクイン・シリーズ
亡き父の小さな牧場を継いだマディは、慣れない仕事のせいで、近所の大牧場主コートに迷惑をかけてばかり。コートは女性が思い描く完璧な男だ。長身のうえ、漆黒の髪と官能的な唇の持ち主で、プロ奏者並みにギターがうまい。このところコートは名門の家柄の美しい女性に求愛していたが、結局すげなく断られてしまったという。だからといって、16歳のときから彼に寄せている想いを告白できるはずもなく、マディは相変わらず小娘扱いされたままだった。ところが、どういうわけか、ある日コートからパーティに誘われ、マディは息が止まりそうになった。
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- 頁数
- 192頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年07月20日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 霜月桂
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年07月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51571-1
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- 書籍番号
- D-1571
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モニター
人としての成長とか、友情とか、色々盛り込まれていて、おもしろかった。人の心の動きが変わっていく過程がわかりやすく描かれていたと思います。出番が少なかったけど、オダリーの兄のジョン、過去になにかあったようですが、いい人だし、彼にもすてきな人をみつけてあげてほしいと思いました。ダイアナ・パーマーはあまり読んだことがなかったのですが、いいお話でした。
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モニター
ヒーローは他の女性しか目に入っていなかったのに、ドレスアップしたヒロインが他の男性といる姿を見て、気になりだすなんて、ある意味わかりやすくて単純です。このまま穏やかに二人の関係が進むにしては、残りのページ数が多いなと思っていたら、ヒロインにとんでもない事が起きて、これからどうなっちゃうの? と思いながら読みました。後半部分は、いろいろな感情があふれて涙なくしては読めませんでした。
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モニター
いつもと違います。雄鶏が物語を構成し始め、優しいマディが次々と難題を抱えて解決しようと奮闘します。いつものハーレクイン・シリーズなら隣人である大牧場主のコートが手放しで助けていくところですが、関わり合いがいつもと違い、展開が読めずにあっという間に読み終わりました。ぜひ読んでほしい一冊です。
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モニター
主人公マディのコートに寄せるせつないまでの恋心。しかし、彼からは女性として見てもらえない。そのうえ彼は他の女性に恋をしているし。でもあることがきっかけで彼の心に変化が……ダイアナ・パーマーらしいストーリーで最後までハラハラドキドキでした。
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モニター
ヒロインに対して険悪な態度をとるヒーローですが、ふとした事からどんどんヒロインを知るようになり……。全編にわたって牧歌的な雰囲気とヒロインの純真で優しい心が合わさった素敵な感じの作品。読み終わったら心がホッコリする素敵な作品でした。
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モニター
ヒロインのマディが少々お人好し過ぎではないかと思う。そう思うと、内容にはまりきれない。でも、登場人物はみな良い人ばかりで好感がもてる。穏やかに読める。
シリーズロマンスの世界で今もっとも売れている作家の1人。総発行部数は4200万部を超え、各紙のベストセラーリストにもたびたび登場している。かつて新聞記者として締め切りに追われる多忙な毎日を経験したことから、今も精力的に執筆を続ける。大の親日家として知られており、日本の言葉と文化を学んでいる。ジョージア州在住。