ハーレクイン・シリーズ

片想いのゆくえ
彼が耳元でささやいてくれた言葉。あれは、ただの気まぐれだったの?
亡き父の小さな牧場を継いだマディは、慣れない仕事のせいで、近所の大牧場主コートに迷惑をかけてばかり。コートは女性が思い描く完璧な男だ。長身のうえ、漆黒の髪と官能的な唇の持ち主で、プロ奏者並みにギターがうまい。このところコートは名門の家柄の美しい女性に求愛していたが、結局すげなく断られてしまったという。だからといって、16歳のときから彼に寄せている想いを告白できるはずもなく、マディは相変わらず小娘扱いされたままだった。ところが、どういうわけか、ある日コートからパーティに誘われ、マディは息が止まりそうになった。
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- 頁数
- 192頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年07月20日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 霜月桂
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- 定価
- 755円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-51571-1
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- 書籍番号
- D-1571
シリーズロマンスの世界で今もっとも売れている作家の1人。総発行部数は4200万部を超え、各紙のベストセラーリストにもたびたび登場している。かつて新聞記者として締め切りに追われる多忙な毎日を経験したことから、今も精力的に執筆を続ける。大の親日家として知られており、日本の言葉と文化を学んでいる。ジョージア州在住。