ハーレクイン・シリーズ
男爵の醜聞
あれこれ噂のとびかう危険で魅惑的な男爵。
彼が私に近づいた本当の理由は?
キャサリンは祖父の莫大な遺産を相続したのち、父に言われるままに、好意すら抱けない男性と婚約した。相手が財産目当てなのはよくわかっているが、どのみち、今後の私にはろくな男性はよってこないだろう。ある日、人で込み合う場でキャサリンは一人の男性を見かけた。ベン・ホークスムーア。数々のスキャンダルで知られる危険な人。そして、皆がこぞって噂するような社交界の人気者だ。そのとき、人込みで気分の悪くなったキャサリンはベンに支えられ、思わずたくましい腕に身をあずけてしまった――それが初めての恋の喜びと絶望をもたらすことになると想像もせずに。
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- 頁数
- 368頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年06月20日
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- 著者
- ニコラ・コーニック
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- 訳者
- 高田ゆう
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- 定価
- 1,026円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-32368-2
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- 書籍番号
- HS-368
読者レビュー
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イギリスのヨークシャー生まれ。詩人の祖父の影響を受け、幼いころから歴史小説を読みふけり、入学したロンドン大学でも歴史を専攻した。卒業後、いくつかの大学で管理者として働いたあと、本格的に執筆活動を始める。現在は、夫と二匹の猫と暮らしている。