ハーレクイン・シリーズ
ギリシアから来た略奪者
義姉の誕生パーティに出席していたジェマは、その席で一人の男性を紹介されるや、卒倒しそうになった。浅黒い肌のハンサムな実業家、ルーク・デヴェツィ――1年前のギリシア旅行中、青い海の煌めくザキントス島で出会い、ただ一度だけベッドをともにした相手だ。そのあとすぐ、ジェマは自身の奔放な振る舞いにおののき、彼のもとから逃げたのだった……とっさに既婚者だと嘘をついて。ルークも、ジェマとの思いがけない再会に衝撃を受けたらしい。だがやがて、その顔から驚きの色は消えさり、代わりに、ひどく憎々しげで不敵な笑みが浮かんだ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年06月20日
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- 著者
- ジャクリーン・バード
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- 訳者
- 森島小百合
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年06月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42031-2
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- 書籍番号
- PB-131 (初版R-2166)
読者レビュー
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モニター
ルークはため息が出るほど魅力的です。ギリシア神話に出てくるような容姿を想像してしまいます。そんな、ルークに惹かれながらもその気持ちを否定するジェマ。ほんとに羨ましいくらいです。最後のルークからのプレゼントも愛にあふれていて素敵です。一気に読めた一冊です。
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モニター
魅力的で自信満々のヒーローと、未亡人のヒロイン。ヒロインが未亡人というのが新鮮でした! ヒーローは情熱的で、誤解もしやすいけれどヒロインへの愛情も深い! 二人の再会は最悪のタイミングだったけれど、徐々に心を通わせていく。でも、情熱的な彼はとても気性が激しい! ハラハラしながら読みました。ジェットコースター並に激しい二人の恋愛で、喧嘩も激しい! それだけ愛が深いのかしら。最後までドキドキしながら読みました。
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モニター
亡き夫の優しい愛情とルークの情熱的な愛との間で揺れ動くジェマ。ジェマの心の動きが現代的で共感出来ました。
もともと趣味は油絵を描くことだったが、家族からにおいに苦情を言われ、文章を書くことにした。そしてすぐにロマンス小説の執筆に夢中になった。旅行が好きで、アルバイトをしながらヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアを回った。18歳で出会った夫と2人の息子とともに、今も生まれ故郷のイングランド北東部に暮らす。ロマンティックタイムズ誌の受賞歴をもち、ベストセラーリストにもたびたび登場する人気作家。