ハーレクイン・シリーズ
琥珀の精
ロンドンで暮らすリサのもとに、義妹から手紙が届いた。来月結婚するので、実家に帰ってきて手伝ってほしいという。18歳のとき、二度と戻らないと決めたあの家に? リサの脳裏に、義兄デーンの顔がよぎる。2年前の夏の夜、不品行な義妹をかばったせいで、リサはデーンに蔑まれ、力ずくで組み伏せられてそのまま……。ひそかに彼に恋心を抱いていたリサは身も心も傷つけられ、ショックのあまり家を飛び出したのだった。義妹の頼みを断る理由を考えていたとき、ドアベルが鳴った。扉を開けると、そこには変わらぬ蔑みの色を浮かべたデーンがいた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年06月20日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 三木たか子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年06月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90167-5
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- 書籍番号
- K-157 (初版R-412)
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。グラマースクール卒業後は、地元のジャーナリストとして、フラワーショーから事件まで、あらゆる分野の記事を手がける。ロマンス小説を書き始めたのは1975年から。執筆のほかには、映画、音楽、料理、おいしいレストランの食べ歩きなどに情熱を傾けている。サマセット在住。