ハーレクイン・シリーズ
甘い夜の代償
私を悪女だと思い込んでいる彼から、この先愛されることは決してない。
ルーシーは怪我をした恩師を手伝うため、スペインを訪れた。4年前、モデルだった彼女はある男性の誘惑を断ったせいで逆恨みされ、それ以来、世間の目を避けてひっそりと暮らしている。だが、のどかなスペイン郊外で好青年と知り合い、ようやく解放された日々を送れる気がしていた。ところがその青年の兄サンティアゴに紹介され、ルーシーははっとした。目にまぎれもない嫌悪が浮かんでいる! 私の過去を知っているのね。一方のサンティアゴはルーシーを憎々しげに見つめていた。世にも有名なあの悪女を、弟に近づけるなどとんでもない。そのためにも、僕が彼女を誘惑してみればどうだろう?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年06月05日
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- 著者
- キム・ローレンス
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- 訳者
- 小池桂
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年05月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12861-4
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- 書籍番号
- R-2861
読者レビュー
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モニター
主人公のルーシーの切ない想いがどう彼に伝わるのか……とハラハラしながら一気に読み進めました。まさか、悪女と世間に思われていたのに、実は……という驚く事実もあったりでとても面白かったです!
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モニター
サンティアゴの妻が亡くなった理由やルーシーの間違ったイメージが、なお二人の結びつきを強くしたんだな~と思いました。ぜひ映画にしてほしいと思う作品でした。
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モニター
続きが気になって、最後まで一気に読めた作品です。ヒーローの誤解が解ける時はとってもスッキリします。
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モニター
読み始めてから一気に読み終わりました。過去のスキャンダルから誤解し、ヒロインに冷たくあたるヒーローにイラッとくるんですが、ヒロインもかなり強く言い返したりして負けないのでテンポよく読むことができました。
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イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。毎日3キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆のインスピレーションを得ている。夫と元気な男の子が2人。それに、いつのまにか居ついたさまざまな動物たちもいる。もともと小説を読むのは好きだが、今は書くことに熱中している。