ハーレクイン・シリーズ
放蕩者とひと雫の恋
傲慢な公爵にかけられたのは、恋に落ちる、ひと雫の魔法。
両親の死後、ひとりで弟の面倒を見てきたグロリーは、一族の見捨てられた遺産である、スパの再興を決意した。今は廃墟同然だが、かつては女王にも愛された場所らしい。ところが、村にたまたま滞在していた公爵のオベロンは、グロリーの計画をままごと扱いし、彼女は反発をおぼえる。地位も富もある、名うての放蕩者らしいけれど、なんてぶしつけで傲慢なの! そんなある日、オベロンが改装中の建物を見学に訪れ、はからずも二人は一緒に温泉水を飲んだ。その水にまつわる、縁結びの言い伝えを知らずに。
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年06月05日
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- 著者
- デボラ・シモンズ
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- 訳者
- 深山ちひろ
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- 定価
- 901円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年05月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33164-9
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- 書籍番号
- PHS-64
読者レビュー
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モニター
2人の関係にやきもきしながら、周りで起きる事件がどうなるのかも気になりつつ……さっと読みきってしまいました! どんどん読み進められる作品でした!!
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モニター
ミステリーとサスペンスがおもしろかった。歴史を紐解く宝探しや二人のロマンスも見所です。
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モニター
時代背景が大好きな摂政皇太子時代、それだけで面白さアップ。謎に引き込まれ、誰もが何か怪しく見えて、もう少しもう少し……とページを進めちゃいました。個人的にはもう少しロマンス色が強い方が好きかな。
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モニター
ヒロインが強盗に間違われるところから始まる二人の出会い。お互い最初の印象は最悪で、そこから惹かれ合う二人が気になってどんどん読み進めてしまいました。傲慢なヒーローがヒロインを欲しがっていても立ってもいられないという描写が良かったです。縁結びの言い伝えがある温泉水や、二人を取り巻く事件など、ページ数も多めなのでたっぷりと楽しめました。
日本では『狼を愛した姫君』(HS-14)でデビュー以来、絶大な人気を誇る作家。ディ・バラ家やド・レーシ家の面々を主人公に据えた中世の物語と、華やかな英国摂政期(19世紀初頭)の物語を描き分ける。冒険とユーモア、謎とロマンスに満ちた彼女の作品は26カ国で出版され、世界中の女性に愛されている。