ハーレクイン・シリーズ
さよならから始めて
別れを告げれば、彼は喜ぶはずだった。だが、その反応は思いもかけず……。
ビアンカの恋人チェーザレは、男らしく情熱的でハンサムな大富豪。多くの女性が夢見る理想の男だ。でも、ただ一つ決定的な欠点がある――チェーザレは女性と永続的な関係を築くのはまっぴらなのだ。大金持ちで、もてる男はいつだって不実。莫大な手切れ金さえ払えば、女は文句を言わないと思っている。女性は飽きるまでのちょっとしたお楽しみの対象でしかない。その証拠にビアンカの母は、そんな男――ビアンカの父親に捨てられ、かつて破滅の道をたどってしまった。恋はしても絶対に深入りしてはいけない男。なのにビアンカは絶望的なまでにチェーザレを愛してしまった。今日こそ別れを告げなくては。私たちは終わったわ、と。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2003年05月20日
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- 著者
- ダイアナ・ハミルトン
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- 訳者
- 苅谷京子
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-11868-X
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- 書籍番号
- R-1868
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