ハーレクイン・シリーズ
それぞれの罪
父に会いたい一心の彼女の前に、見知らぬ男性が立ちふさがった。
身勝手なボーイフレンドとの生活に別れを告げたジョディは、ニューヨークから父の住むイギリスへとひとり旅立った。一歳のころ両親が別居したため、ジョディは父の顔を知らない。六歳のときには母が亡くなり、彼女は家族の愛情に飢えていた。だから半年前に突然父親のサムから手紙が届いたとき、大喜びで返事を出した。ところがその後、父からはなんの音沙汰もなかった。やっと捜し当てた父の家には、モーガンという男性がいた。彼の態度は冷ややかで、ジョディからの手紙など一通も届いていない、サムに会わせることはできないという。娘から連絡がないことに絶望したサムは、右腕であるモーガンに、もう娘には絶対に会いたくないと言っていたのだ。そしてモーガンには、父と娘を会わせたくない別の理由があった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2002年01月20日
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- 著者
- サラ・ウッド
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- 訳者
- 漆原麗
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-11744-6
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- 書籍番号
- R-1744
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