ハーレクイン・シリーズ
ガラスの靴の秘密
なくした靴が運んできたのは……すてきな恋?それともトラブル?
〝なくした赤い靴を探しています。サイズは八号で幅は細め。見つけた方は私書箱五八九番のシンデレラまでご連絡を〟高級婦人靴店〈ガラスの靴〉に勤めるシンディは弱りきっていた。売り物の高価な靴を町で落としてしまったのだ。次の在庫調査で数が足りないことがわかれば解雇されてしまう。探し物広告を出したが効果はなく、あせりはつのるばかりだった。そんなある日、おとぎばなしの王子様のような男性が店に現れた。パーカー・デイヴィス——青年実業家で名うてのプレイボーイ。どういうわけか彼は広告と同じタイプの赤い靴を買い求めて意味ありげに微笑み、再会をほのめかして去っていった。彼はなぜあの靴を買ったのかしら?何か知っているの?やがてシンディの元へ靴の拾い主と名乗る人物から手紙が来て……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2003年07月20日
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- 著者
- キャスリーン・ウェッブ
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- 訳者
- 氏家真智子
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- 定価
- 550円(税込)
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- ISBN
- 4-596-63164-6
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- 書籍番号
- LS-164