ハーレクイン・シリーズ
王女の初恋
彼と結婚することはできない。
たとえこれが最初で最後の恋であっても。
欧州の小国モンテヴェルデのプリンセスであるイザベラは、他国からの攻撃で危機に瀕する自国を救うため、単身で英国にわたって援助を求めることになった。欧州支配の足がかりを得るため、英国はイザベラを歓待し、滞在中の護衛役として海軍大佐のトーマスをつけてくれるという。だが、ある伯爵の私邸に着いてすぐに、彼女は不満をあらわにした。「できの悪い使用人ばかり。こんな屋敷に滞在できるものですか!」トーマスは言葉を失い、目の前の女性を呆然と見つめた。こんな横暴な女性を見たのは生まれて初めてだ。海軍での昇進のためとはいえ、これはやっかいなことになりそうだ。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年04月20日
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- 著者
- ミランダ・ジャレット
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- 訳者
- 高田ゆう
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- 定価
- 954円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-32361-3
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- 書籍番号
- HS-361
読者レビュー
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ブラウン大学で美術史を学ぶ。もし作家になっていなかったら、アーティストかデザイナーになっていたと語る。二人目の子どもの産休中に初めて書いた作品をハーレクイン社に送ったことがきっかけとなり、作家への道を歩み始めた。ゴールデン・リーフ賞受賞やRITA賞のファイナリストなど、数多くの実績を持つ。