ハーレクイン・シリーズ
彼の名は言えない
バロン家の恋物語 Ⅵ
ただ一度きりのアバンチュールの結果、彼女は異国の地で囚われの花嫁に……。
恋人だと信じていた男性に裏切られたキャリンは、義兄夫婦の結婚記念パーティに出席するため、テキサスの実家エスパーダに帰った。傷心をアルコールで癒そうとしたためか、知らぬ間にパーティでグラスを重ね、笑いものになっていたところを、ひとりの男性が強くたしなめ、会場から連れだした。姉が引き合わせようとしていたブラジルの資産家ラフェだった。愛に飢えていたキャリンはいつになく奔放にふるまい、情熱に身を任せて彼とベッドを共にする。だが彼女はすぐに軽率な自分を恥じ、ラフェに冷たく接した。彼は憤り、翌朝、何も言わず祖国へ帰っていった。その九カ月後、キャリンは分娩室で生死の境をさまよっていた。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2002年04月20日
-
- 著者
- サンドラ・マートン
-
- 訳者
- 漆原麗
-
- 定価
- 704円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 4-596-11765-9
-
- 書籍番号
- R-1765
-
- ミニシリーズ
- バロン家の恋物語
読者レビュー
読者レビューはまだございません。