ハーレクイン・シリーズ
強い日差しが肌を焼く、ここは情熱の国スペイン。レイチェルは母の死を知らせるために、6年前に家を出た弟を捜そうと、ニューヨークからやってきた。弟の行方を知ると言われる人物は、ビンセンテ・デ・リアノ――スペインでも有数の実業家らしい。さっそくビンセンテのもとを訪ねたレイチェルは、アポロ神のようなその端整な姿に目を奪われた。だが、レイチェルが弟の名を口にしたとたん、彼の表情は唐突に、憎しみに満ちたものへと変わる。どうして? いったい彼と弟のあいだに何があったの?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年05月20日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- シュカートゆう子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年05月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42030-5
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- 書籍番号
- PB-130 (初版I-1116)
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モニター
スペインの美しい風景の中で、誤解が誤解を生むレイチェルとビンセンテの恋の行方にドキドキしながらページを繰る手が止まりません! 個人的には色んな意味で濃い感じがしてラテン系はちょっと苦手かも……と思っていたのですがビンセンテのクールさにノックアウトです……。
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モニター
ラテン系の黒髪と黒い瞳のハンサムすぎる大富豪……一目ぼれしてしまうに決まってるじゃん! でもそんな素敵な男性に初対面から憎まれて、心が引き裂かれるような思いをしている主人公の気持ちの揺れ動きがたまりません。自分の気持ちを必死に押し隠しているのに、どうしても気になって彼をチラ見してしまったり。読んでいるこちらもドキドキしてしまいました。まさに魅惑の貴公子です。
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モニター
スペイン南部の都市セビリアに降り立ったニューヨーカーのレイチェルは、漆黒の瞳をもつ大富豪ビンセンテと出逢う。二人の出逢い方はロマンティックなものではなかったけど、お互いが疑心暗鬼になりながらも惹かれあうところが読み応えあります。エル・グレコの記述があったかと思えば、スペインの食事のシンボル的存在のタパスも登場したり。このラブストーリーは、情熱の国スペインが舞台ならではだと思います。楽しめるストーリーですよ。
アメリカの作家。17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。