ハーレクイン・シリーズ
リリーの住む屋敷が、突然継母によってチーロという男性に売却され、彼女は数日内に出ていかなければならなくなった。チーロはゴージャスな男性だが、非情なビジネスマンというわけね。だが意外にも彼はリリーの引っ越し先にも現れ、食事に誘う。さらには弟の学費を援助すると申し出、プロポーズの言葉も口にした。バージンを捧げた男性に裏切られ、お堅い女性を演じてきたけれど、こんなに愛してくれる人とならまたかつての情熱を思い出せるわ。結婚を承諾したリリーは想像もしなかった――奔放な母親に育てられたチーロが妻として求めているのは、けがれを知らない女性であることを。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年05月05日
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- 著者
- シャロン・ケンドリック
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- 訳者
- 柿沼摩耶
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年04月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12851-5
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- 書籍番号
- R-2851
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モニター
読んでいて最初から官能的な表現が多くドキドキしてしまいました。切なくて甘くて甘美な言葉の虜になり、早く次のページ、次のページと短時間で読みきってしまう程です。さっそうと現れたチーロとパティシエのリリーの素敵な恋物語を他の方にも堪能していただきたいです。
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モニター
とにかく過酷な運命のヒロインの健気さに泣きました。ヒーローの温かい家庭に憧れる思いや、ヒロインに向けられた葛藤も仕方ないのかもしれません。それでも2人の間に生じた亀裂が気の毒で…。ラストがハーレクインらしくて良かったです。
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モニター
リリーとチーロが出会った時、私も分別を失うような男性に出会った気になりそのまま読み始めました。リリーになったような気がしながら読めたのがすごいな~って思いました。とってもじれったく官能的で何回も読みたくなるなと思います。
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モニター
あらすじには結婚についてのところが書いてありますが、まずそこに至るまでの過程がほとんどだったので途中まではこのままハッピーエンド? と思っていました。彼に出会うまでもいろいろ苦労をしてきたのにやっと巡り会えた運命の人にもひどい言葉を浴びて……色々な勘違いをされたけれども最後には誤解も解けハッピーエンドでよかったです。
英国のウエストロンドンに生まれ、ウィンチェスターに在住。11歳からお話作りを始め、現在まで一度もやめたことはない。アップテンポで心地よい物語、読者の心をぎゅっとつかむセクシーなヒーローを描きたいという。創作以外では、音楽鑑賞、読書、料理と食べることが趣味。娘と息子の母でもある。