ハーレクイン・シリーズ
6年前にロンドンに出てきたメアリーは、しゃれた通りにある仕立屋でお針子として働いている。メアリーが刺繍を施したドレスは、いま社交界で大流行しているが、彼女はまったく給金をもらっていない。食事と眠る場所の心配がないだけでも、感謝すべき身の上なのだ。ある日の朝、メアリーはお使いの帰り道、全身黒ずくめの紳士に追いかけられ、怯えながら店に戻った。数日後、メアリーはその謎の紳士、マシソン卿と思わぬ場所で再会し、激怒する彼から一方的に問いただされた。「結婚式の前に、きみがぼくのもとから逃げた理由を教えてくれ!」
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年04月05日
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- 著者
- アニー・バロウズ
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- 訳者
- 佐野晶
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- 定価
- 901円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年03月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33160-1
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- 書籍番号
- PHS-60
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モニター
この物語の展開が、気になって仕方なくて……一気に読んでしまいました。後半はいろんな真実がわかり、ハラハラ・ドキドキしっぱなし。ヒロインの気持ちの変化にもドキドキさせられる、素敵な作品でした!
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モニター
最初から最後まで、ドキドキしながら一気に読んでしまいました。物語の背景、ロマンティックな展開、どれも映画のようにすばらしく、余韻が残る作品でした。一人の女性として、主人公に共感できるところがあり、ハッピーエンドを期待してしまいました。非日常だからこそ、本の世界にのめりこむ事ができて幸せなひと時でした。お勧めです!!
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モニター
ハーレクインのリージェンシーは初めて読みました。読み始めた時は先の展開が見えるかな……と思っていたのですが、ヒーローがヒロインを信じる強さに惹かれてしまい、一気に読み進めてしましました。誤解、嫉妬、もちろんロマンス。いろんな要素があり、とても素敵な作品でした!
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モニター
通勤の時に読んでいましたが、読み進むうちに明かされていく真実に、電車をおりた後も物語がこれからどうなっていくのか気になって考えていました。物語の舞台であるロンドンに住んだことがあり、より一層楽しめました!
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モニター
シンデレラストーリーだろうな……と思いながら読んだら良い意味で裏切られました! テンポよく進んでいく小説に、明かされる真実に、最後まで楽しんで読みきれる作品です。
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モニター
あらすじのいかにもな内容はこの本のほんの一部に過ぎず、視点や人物の感情がくるくると変わり、読むほうが翻弄されていきました。ロンドンの街や刺繍、ドレスなど憧れる描写と、感情あふれすぎる人物たちの勢いのある物語に、まるでサスペンスとロマンスとを一度に読んだかのような充実感です。ハーレクインに興味のある男性にもおすすめです。
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モニター
150年くらい前のロンドンにて物語が始まり、前半、中盤、終盤で別人と言えるほどにヒロインが変化します。個人的には前半の、揺れ動きながら惹かれていくといったシチュエーションが好みです。謎解きは力業ですが、小気味良いテンポで次々に展開するためあまり気になりませんでした。
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モニター
最後まではらはらさせられました。ひとつ障害が取り除かれたら次の障害が…いったいどうなるの? と最後まで一気に読める作品です!
つねに本を読んでいるか、頭の中で物語を創作しているような子供だった。大学では英文学と哲学を専攻し、卒業後の進路は決めかねていたところ、数学専攻のハンサムな男性と出会い、結婚する決心をしたという。長年、2人の子供の子育てを優先してきたが、彼女の頭の中にある物語に興味を持ってくれる人がいるかもしれないと思い、小説を書きはじめた。