ハーレクイン・シリーズ
嘘と秘密を重ねて ダンテ一族の伝説 Ⅳ
ただの契約結婚のはずだった。
彼に運命を感じるまでは。
二十五歳になるまでにラザロ・ダンテと結婚する――それがアリアナに定められた運命だった。契約は遠い昔、親友だった双方の父親によって交わされたもので、二人が結婚すれば、ダンテ家に代々伝わる貴重な宝石を両家で分ける。結婚しなければ宝石を海の底に沈めるというのだ。父たちはなぜ、こんなばかげた契約を交わしたのだろう。そう憤りつつも、アリアナはラザロとひそかに連絡を取りあい、見せかけの結婚生活を送ろうと決めた。宝石を無事両家で分け合ったあと、別れることを前提に。だが挙式当日、予想外の事態がアリアナを襲った。タキシード姿のラザロを目にしたとたん、心奪われてしまったのだ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年05月20日
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- 著者
- デイ・ラクレア
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- 訳者
- 外山恵理
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51301-4
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- 書籍番号
- D-1301
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- ミニシリーズ
- ダンテ一族の伝説
読者レビュー
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家族とともに、ノースカロライナ州東岸沖の小さな島、ハッテラス島に住む。毎年激しい嵐に襲われ、しばしば停電に悩まされながらも、それを補って余りある、美しい自然や楽しい釣り、そしてこの上なくすばらしい海の眺めに魅せられている。家族で飼う猫や、息子が飼うハムスターなどに囲まれ、にぎやかに暮らしている。