ハーレクイン・シリーズ
新たにウェストボーン伯爵となったガブリエル・フォークナーは、ヴェネチアから8年ぶりにイギリスに戻ってきた。帰国したばかりの彼を待っていたのは、屈辱的とも言える知らせ。父親を亡くしたコープランド家の3姉妹の後見人として、寛大にも彼女たちの誰かと結婚しようと申し出たところ、3人とも拒絶して姿を消してしまったというのだ。ガブリエルは怒りをたぎらせながら、いまや自分の所有となったロンドンの屋敷に足を踏み入れた。すると、そこには3姉妹の長女ダイアナがすでに暮らしており、あっけなく彼に告げてきた。「あなたの求婚をお受けします」と。
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年03月05日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 古沢絵里
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- 定価
- 901円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年02月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33158-8
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- 書籍番号
- PHS-58
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モニター
ヒロインに憧れてしまいました! 3姉妹の長女らしい落ち着きと頭の良さ、冷静かと思うと、情熱的な大胆な行動。とても、素敵でした!! もちろん、ヒーローは傲慢だけど極上な人。ヒーローの秘密の過去を知りたくて、あっという間に読んでしまいました。このシリーズは初めて読んだのですが、他の話も、読みたいと思いました。
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モニター
ヒストリカル、やっぱり好きだなあって思いました☆ ヒーローもヒロインも申し分の無い美男美女。冷静沈着で、すごくカッコイイです☆ 傲慢ヒーローに負けずに自分の意見を言うヒロイン。2人の対決(?)にどきどきします。お互いに惹かれていく行程が自然でどんどん続きが読みたくなりました。続き物の2話目で、3姉妹の長女の話。妹たちのお話も絶対に読みたいです。(最初に登場したヒーローの友人が大怪我している理由も、きっと一冊目を見ればわかるのでしょうね)
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モニター
ヒストリカル大好きです。シリーズの1話目を読んでいたら、なぜ三姉妹が結婚を断ったのかという事情がもっと詳しくわかったのかもしれませんが、それは関係なく、大変面白かったです。ヒロインが、長女らしく、責任感が強く、しっかりもので冷静に状況を分析していて、一人の女性として人間的に好感が持てました。世間に誤解されているヒーローの絶望や葛藤にも共感できて、二人が繰り広げるラブストーリーの世界に入りこんで真夜中に睡眠時間が少なくなるのもかまわず、一気読みしてしまったくらいです。3話目がありそうなので、そちらも楽しみになりました。
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モニター
静かに進む物語の中、ダイアナとガブリエルが互いに信頼を深めていく姿にほのぼのします。だからこそ、ふたりの心がすれ違うくだりはとてもせつなかった。エリザベスのお話も楽しみです。
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の1人。3人兄妹の末っ子としてベッドフォードシャーの小村で育つ。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年、みごとデビューを果たした。物語を作るときにいちばん楽しいのは、ヒロインとヒーローの性格を考えるとき。書いているうちに徐々に主導権が移り、いつのまにか彼らが物語を語りはじめるのだという。