ハーレクイン・シリーズ

幼い魔女
誰にも知られたくない。公爵に恋をしたなんて。
孤児のジェーンは伯母にこき使われる毎日を送っていた。伯母の娘は玉の輿を狙って公爵と婚約したが、彼に幼い息子がいると知ったとたん弱腰になり、婚約を破棄。それを伝えに行く役目をなんとジェーンに押しつけた。ブラジルに広大な領地と屋敷を持つというペドロ・ザント公爵は、知らせを聞いて激怒するかと思いきや、意に介する様子もなく、シェリー酒色の謎めいた目で尊大にジェーンを見下ろした。「それならきみが代わりに来ないか、息子の子守として」こんなに怖そうな人の下で働くなんて……とジェーンは怯えたが、彼女の心は囁いた。あなたが恐れているのは、彼の魅力でしょうと。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年03月20日
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- 著者
- ヴァイオレット・ウィンズピア
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- 訳者
- 霜月桂
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-22268-8
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- 書籍番号
- I-2268
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている。