ハーレクイン・シリーズ
悪女に甘い口づけを ダンテ一族の伝説 Ⅲ
彼女は本当に記憶を失ったのか?
それとも演技をしているのか?
ニコロ・ダンテは高級ホテルのスイートルームで、カイリーという名の女性に手渡された書類をにらみつけていた。ダンテ家のダイヤモンド鉱山は元々カイリーの亡き祖父のもので、彼女は自分にも鉱山の所有権があると主張してきたのだ。確かに書類に不備はないようだが、ニコロは直感で感じ取っていた。彼女は嘘をついている。ぼくを騙して金を取る気なのだと。案の定、ニコロがかまをかけるとカイリーは尻尾を出し、勝算がないと悟るや、そそくさ逃げだした。そして追いかけるニコロの目の前で、道に飛びだし車に轢かれてしまう。困ったことに意識を取り戻したとき、カイリーは記憶を失っていた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年04月20日
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- 著者
- デイ・ラクレア
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- 訳者
- 高橋美友紀
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51294-9
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- 書籍番号
- D-1294
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- ミニシリーズ
- ダンテ一族の伝説
読者レビュー
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家族とともに、ノースカロライナ州東岸沖の小さな島、ハッテラス島に住む。毎年激しい嵐に襲われ、しばしば停電に悩まされながらも、それを補って余りある、美しい自然や楽しい釣り、そしてこの上なくすばらしい海の眺めに魅せられている。家族で飼う猫や、息子が飼うハムスターなどに囲まれ、にぎやかに暮らしている。