ハーレクイン・シリーズ
失われた伝説
伝説の地ブラックソーン。その魔力は殺人者をも呼び寄せる。
レベッカは遺跡発掘作業の責任者として忙しい日々を送っていた。だが以前に敷地内で殺人事件が起きたこともあり、不安な思いは影のようにつきまとっている。ある日森で不審者を見かけた彼女は、あわてて保安官に通報した。現れた保安官のドルーはてきぱきと仕事をこなしつつも意味ありげな視線を送ってくる。町一番の人気者で、あらゆる女性を手に入れられる彼にとって、新参者のわたしは手ごろなターゲットなのかしら?警戒しながらも、レベッカは彼の提案にひそかにどぎまぎした。「きみの安全のため、ぼく一人で夜間の張り込みをしよう」
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2005年02月20日
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- 著者
- キャロライン・バーンズ
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- 訳者
- 斉藤潤子
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- 定価
- 737円(税込)
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- ISBN
- 4-596-63229-4
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- 書籍番号
- LS-229
北米人気作家キャロライン・バーンズのゴシック・サスペンスをお届けします。「黒騎士の素顔」(LS-226)に登場した魅力的な保安官ドルー・コルソンが主人公。前作から続く謎の行方も含め、結末まで目が離せない展開です。