ハーレクイン・シリーズ

スウィート・メモリーズ
花嫁の困惑
見知らぬ土地でひとり働くマリリーは、ときおり店を訪れるハンサムなジャスティンにひそかに憧れていた。資産家の彼は手の届かない人だけれど、向けられる笑みはいつも優しい……。そんなある日、町を吹雪が襲い、道路が封鎖されてしまう。足止めを食って困り果てているジャスティンに、彼女は気づくと自宅に泊まるように申し出ていた。
奇跡に満ちた一日
ある朝、出勤しようと玄関のドアを開けたタジーは仰天した。戸口にとんでもない贈り物——かわいらしい小さな子猫が置かれていたのだ。おかげで職場に遅刻してしまい、上司のロスにその話をすると、今日はバレンタインデーだと言われた。いったい、誰からのプレゼントなの? 首をひねるタジーのもとへ、さらに続々と贈り物が届いて……。
不機嫌な公爵
2年前の新婚当時、イザベルは夫ルイスに浮気を疑われ、打ちのめされて捨てられた。それでもまだ夫を忘れられない彼女の前に、今やマドリガロ公国公爵家跡継ぎとなったルイスが現れ、過去のことは忘れてやり直そうと提案してきた。とまどいつつも、イザベルは愛の復活を信じて胸をときめかせる。ルイスの真意が別にあることも知らずに。
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- 頁数
- 352頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年02月05日
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- 定価
- 1,026円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-74263-6
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- 書籍番号
- WVB-3 (初版SB-5)
強く気高い正義のヒーローを好んで描き、読者のみならず、編集者や作家仲間からも絶大な賞賛を得る実力派作家。“愛も含め、持つ者は与えなければならない。与えれば100倍になって返ってくる”が信条。ダイナ・マコール名義の著書も多い。