ハーレクイン・シリーズ
セリーナは、唯一の肉親だった祖父の葬儀に現れた男性を見て驚いた。リオン――6年前、祖父のビジネス取引の一環として結婚したが、ほんの8週間でその結婚生活は終わりを告げた。私の寝室に若い男性がいたのをリオンが誤解したからだ。まだ愛していたけれど離婚し、二度と会うつもりはなかったのに……。だが祖父の遺言内容を知り、家政婦に何も遺されていないとわかると、そのお金の工面をリオンに頼むしかないことにセリーナは気づく。しかし、彼の答えは唖然とするものだった。祖父の会社の株を買い上げる代わりに、2週間、彼との地中海クルーズに同行するようにというのだ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年02月05日
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- 著者
- ジャクリーン・バード
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- 訳者
- 山科みずき
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年01月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12820-1
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- 書籍番号
- R-2820
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モニター
セリーナと実業家のリオンが離婚して6年ぶりの再会。もめて別れたので、わだかまりがあるままでの再会に、セリーナがどうなるかと心配でした。聡明なセリーナが同じ過ちをしないようにと、リオンに惹きつけられながらも拒む姿を見て、素直に応援したい気持ちになりました。
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モニター
自信家で傲慢なリオン。純真で無垢なセリーナをいつも誤解し、自分勝手な思い込みをするリオンに腹が立ちました。でも復讐のつもりが心を奪われていく。最後に、やっと、愛していることに、気づくリオン。いつの間にかそんなリオンを応援していました。
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モニター
私には当てはまりませんが、このような人生もあるのだなと感じました。現実的にはあって欲しくありませんが、読んでいくとのめり込んでしまう作品で一週間で読んでしまいました。
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モニター
6年前、ヒーローと結婚した美しく純真なヒロイン。男性とベッドにいるのを夫に誤解され、愛しているのに離婚されます。祖父の葬儀で再会し、家政婦に支払うお金のために2週間のクルーズに同行します。でも、美しく精神的にも強くなった元妻にヒーローは復讐するつもりが、自分も気が付いてないけれど惹かれていきます。また彼を愛するのが怖いヒロイン、失いそうになってやっと愛に気付くヒーロー。やっと誤解がとけたときはヒロインよかったねと思いました。
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モニター
元夫の恋人として契約した主人公は元夫とのクルージングに。広大な海の上でも狭い空間である。今回の主人公を演じる女優……B.ライヴリーでしょうか。とりあえず、華やかさとスタイルが抜群という印象が文面から出るので。夫役はギリシア人という設定なので、濃い男性ですが、何とも言えません。
もともと趣味は油絵を描くことだったが、家族からにおいに苦情を言われ、文章を書くことにした。そしてすぐにロマンス小説の執筆に夢中になった。旅行が好きで、アルバイトをしながらヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアを回った。18歳で出会った夫と2人の息子とともに、今も生まれ故郷のイングランド北東部に暮らす。ロマンティックタイムズ誌の受賞歴をもち、ベストセラーリストにもたびたび登場する人気作家。