ハーレクイン・シリーズ
図書館につとめるロビンは、イギリスの小さな村に住む18歳。ある日、近くの空き家の庭で遊ぶ弟をたしなめていたところ、高級車で乗りつけた男に鋭くにらまれ、その場を追い払われた。リックという名の彼はどうやらその家に引っ越してきたらしい。倍も年上で傲慢なのに、強く惹きつけられるのはなぜ……? 何度か会ううち、ロビンはときめきを抑えきれなくなっていった。そんな娘を心配した父親から彼とつき合うことを反対され、泣きながら家を飛び出したロビンは、リックの胸にすがった。だが期待に反して冷たく拒まれ、喧嘩別れをしてしまう。数週間後、ロビンの耳に、聞きたくもなかった報せがもたらされる――
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年02月20日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 加藤しをり
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年02月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90140-8
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- 書籍番号
- K-130 (初版R-407)
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モニター
さすがキャロル・モーティマーと唸ってしまうほど、まるで海外ドラマをみているかのように上手い。友人、家族を通しての会話も確かに!!って思い、面白い。ヒロインが年の差倍近く離れた大人の男性を慕い、やがて愛しているという事に気付く気持ちの揺れ動きが手にとるようにわかりました。私もこんな謎めいたイケメンが近くにいたら、確かに好きになってしまいます。ヒーローも早く自分の気持ちに気付いて!!って思いながら楽しく読むことが出来ました。
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モニター
18歳のロビンと彼女の倍も年上のリックとの物語。ハラハラ、ドキドキしながら先が知りたくて一気に読んでしまいました。お互い惹かれあい、愛し合っているのに誤解やタイミングが悪かったり、素直に自分の気持ちを伝えられなかったり。とにかく最後まで結末がわかりませんでした。さすが、キャロル・モーティマーの作品。期待は裏切りません。
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モニター
リックとロビンの年の差を感じさせないやりとりにハラハラさせられましたが、次第に心を通わせていく2人の様子に引き込まれ、思わず微笑みました。
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モニター
謎めいた年上のヒーローの傲慢な態度に嫌いと言いながらも魅かれていくヒロイン。ヒーローにはどんな謎があるのかがドキドキしながら読めました。なんだか最初から最後までお互いの(おもにヒロインの)勘違い、思いこみで話が進んでいった気がしますが……嫌な登場人物もいなくてサクサクと読めました。年上のヒーローが年下のヒロインの天真爛漫さに魅かれていく過程がおもしろかったです。
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モニター
ご近所に引っ越してきたリックはヒロイン、ロビンの倍も年上でイケメン。ジャガーに乗って現れた謎の多い人物です。押すと引いて、引くと押す? 18歳のロビンに惹かれるべきじゃないけどヤキモチ焼いちゃうぞ的な大人男子の心の葛藤はニヤリとしどころかもしれませんね。ロビンが怒るとキス。リックが怒ってもキス。大人男子リックは意外とかわいいやつじゃないかっと感想を述べておきましょう。
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モニター
大好きなキャロル・モーティマーさんの作品です。今回は歳の差カップルの話。大人の男性の葛藤とロビンの複雑な心の内が見えてハラハラしながら、読みました。
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の1人。3人兄妹の末っ子としてベッドフォードシャーの小村で育つ。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年、みごとデビューを果たした。物語を作るときにいちばん楽しいのは、ヒロインとヒーローの性格を考えるとき。書いているうちに徐々に主導権が移り、いつのまにか彼らが物語を語りはじめるのだという。