ハーレクイン・シリーズ
「きみの瞳がこんなにきれいな緑色だったなんて」憧れのボス、RJにそうささやかれて、ブルックは舞いあがった。秘書として頑張ってきた5年間は無駄ではなかったのね。熱いキスを受け、彼女は天にものぼる心地になる。もしかしたら、彼の恋人になれるかしら……? いいえ、プレイボーイの彼が秘書と深い関係になどなるわけはない。あきらめかけたとき、別荘に一緒に行こうと誘われる。ボスとふたりきりの甘く危険な週末。どうするの? 迷いながらも、やがてブルックはうなずいた。けれども彼女は、絶対にRJに言えない秘密を抱えていた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年02月05日
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- 著者
- ジェニファー・ルイス
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- 訳者
- 土屋恵
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年01月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51550-6
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- 書籍番号
- D-1550
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- ミニシリーズ
- 狂熱の恋人たち
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モニター
ブルックのボスへの一途な熱い想いが痛いほどわかりました。それも、秘密が……それによって二人の仲はこじれてしまい、最後までどうなるの?ってハラハラドキドキしました。そして、シリーズでの謎が……誰が犯人なのか、次回も楽しみです。
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モニター
作家競作6部作の3冊目と言う事で、冒頭から事件が起きました。ヒーローの父親の殺人事件、父親の死による知られざるスキャンダルの発覚で打ちのめされたヒーローを秘書のヒロインが支えようとする姿は素敵でした。けれども、怒るとわかっているからって、秘密を抱えたまま、親密になって行くのはどうかと感じました。物語の初めの頃から伝えようとしている箇所は随所にあるのだけど、罪悪感を持ってる割にヒーローとの未来を夢見ている辺りは少し浅はかに見えてしまいました。とは言え、ヒーローや会社のためを思う気持ちは一途で応援したくなります。シリーズの最後まで読まないと、殺人事件の真相がわからないと思うので、続きが読みたくなりました。
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モニター
甘くて素敵なボスと秘書もののように見えて実は、ブルックの“言えない秘密”がピリリとせつなく効いています。シリーズすべてに流れる謎の一端を担ってもいるブルック。前2作は未読のまま読んだのですが、楽しめました。すべて読み尽くしたいと思いました。異母兄・ジャックがとても気になります。
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モニター
面白くて一気に読んでしまいました。ヒーローの家族に問題が生じるなかでの、ヒロインである秘書との恋。ヒーローの気持ちも素直に理解できるし、ヒーローを想うヒロインの気持ちにも共感できました。自分の名言集の中に入れたいなあと思える言葉もあって、読んで良かったと思いました。シリーズで続いていくようなので、次回作も読みたいと思います。この前の作品を読んでいた訳ではないのですが、IとIIも読んでみようと思いました。
物心ついたときからストーリーの構想を練りはじめる。思い立って作家になるまでは、メディアや絵画にまつわる仕事をしていた。アメリカにもヨーロッパにも住んでいた経験があり、現在はニューヨークで家族とともに幸せに暮らしている。