ハーレクイン・シリーズ
消えない面影
もう元には戻れない――穏やかな生活は彼のせいですっかり変わってしまった。
夫のオリバーを亡くして1年あまり、ティアは義姉のクローディアとともに、静かな日々を過ごしていた。生前夫から受けた心の傷も、好きな絵を描くことで癒やされつつある。花々に囲まれた古い館で過ごす今の暮らしに、ティアは満足していた。ある日突然、ルーカスという男性が彼女の前に現れるまでは。彼は、地元の画廊で彼女に絵の個展を開かないかと提案する。ティアは彼の話に耳を傾けながら、そのハンサムな顔に見とれた。恋などあきらめていたはずの彼女は、自分の反応がショックだった。ティアの戸惑いは大きかったが、それは彼女が過去の結婚生活を忘れ、つかの間でも、亡き夫の呪縛から解き放たれた瞬間でもあった……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2013年01月20日
-
- 著者
- ダイアナ・ハミルトン
-
- 訳者
- 高木晶子
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2012年01月10日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-12816-4
-
- 書籍番号
- R-2816
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
同じテーマから探す
イギリスの作家。ロマンチストで、一目で恋に落ち結ばれた夫との間に3人の子供をもうけた。就寝前の子供たちにベッドで読み聞かせるために物語を書きはじめる。ロマンス小説家としてのデビューは1987年で、その後数多くの名作を世に送る。2009年5月、ファンや作家仲間に惜しまれつつ亡くなった。