ハーレクイン・シリーズ
「ぼくたちは結婚すべきときがきたんだ」ローレンは、自家用ヘリで現れたセクシーな男性を見て呆然とした。アレクサンダー・デル・カスティーリョ。10年前、あなたに夢中だった私を子供扱いしておいて、今になって急に、結婚したいと言いだすなんて。遠い日の白馬の王子様は、逞しく精悍な大人の男性へと姿を変えていた。アレクサンダーが放つ圧倒的な魅力は、彼が豊富な女性経験の持ち主であることを物語っている。どうしよう? 私に彼の相手がつとまるかしら……。彼の妻になると想像しただけで、ローレンは頭がくらくらしてきた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年01月20日
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- 著者
- イヴォンヌ・リンゼイ
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- 訳者
- 中野恵
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年01月10日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51548-3
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- 書籍番号
- D-1548
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- ミニシリーズ
- 偽りの結婚ゲーム
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モニター
初めての作家さんでした。裏表紙を読みながら、呪い? 一族? 興味津津で一気読み!! でも読んでいくうちにヒロインの健気さ、純真さ、愛を信じ尊ぶ姿に心を奪われました。ヒーローも一族を守るために愛のない政略結婚をしますが、どんどんヒロインに惹かれメロメロになっていく姿に自分自身気づいてない!! 頼みますよ~って思ったけど、二人のロマンスも官能的。ヒロインの一本通っている姿勢もあっぱれ。次回作も是非とも読んでみたい!そう思った。
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モニター
「愛」というものの前では、どんな優れた人間でも過ちをおかすものだと思いました。本当に「愛」の前ではどんなヒーローでもダメになってしまいますね。ローレンとアレクサンダーのすれ違いに胸がとても切なくなります。涙なしでは読めない作品です!
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モニター
本当に感動するお話でした。主人公の心情の移り変わりがよくわかり、読みやすい本でした。続きが本当に気になります。
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モニター
一見ヒーローは傲慢で自信満々、ヒロインは待つ女でいいようにふりまわされっぱなし? でも、実はそんな彼は“天然”?と疑うほど、自分と他人の善意を疑わない人。責任感と家族愛もあるのに、ヒロインへの接し方だけは鈍感で不器用すぎ! ギクシャクしてすれ違ってしまう二人に、ハラハラやきもきしました。最後には、ヒロインの芯の強さと優しさが彼を救った!!
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モニター
女家庭教師の呪いを受けたカスティーリョ家の3兄弟の長男のお話。ローレンは両親の離婚でニュージーランドの牧場で暮らす母親と暮らしているが、故郷のイスラ・サグラドで父親同士が決めた婚約者カスティーリョ家長男・アレクサンダーが忘れられない。アレクサンダーは初め、一族に伝わる呪いを不安がる祖父や国民のため結婚することにしたけれど、ローレンの信頼や愛を受けるうちに気持ちが変化して……。他の兄弟の話も気になるところが出ていて、早くシリーズ通して読んでみたいです。
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モニター
そのイケメン男アレクサンダーは、こともあろうにヘリコプターで10年ぶりにヒロインの前に登場した。「僕たちは結婚すべき時が来た」などとのたまう彼はイケメンで金持ちでチャラついた女性遍歴を持つ一族への義務に縛られた長男。まあこの際彼のことは置いておこう。特筆すべきはヒロインのローレンだ。長い黒髪。端正な美貌。内なる炎が輝きを放つ瞳。彼女はオードリー・ヘプバーンを連想させ、少女の魅力を損なうことなく美しく成熟した女性。(アレックス談)可憐だけど強い。感情移入する読み手に惨めな思いはさせないところが好き。個人的にかなり好きなくだりは、「最後にひとつだけ頼んでもいいかしら?」と言うローレンのセリフ。うまいね。脱帽だね。きっと誰もがニヤリとしてしまう事でしょう。
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モニター
一途にヒーローを愛するローレンと、一族にかけられた呪いを解こうと安易に結婚に踏み切るアレクサンダー。結婚後の二人の心の変化が丁寧に描かれています。物語の中に登場するヒーロー兄弟の話も楽しみになりました。
ニュージーランドに生まれ、13歳のころからロマンス小説を愛読するようになった。ブラインド・デートで出会った男性と結婚し、2人の子供がいる。読書を通じて人々のさまざまな愛の力を追体験していると言う。