ハーレクイン・シリーズ
この声が届くなら
レイシーはいつものようにラジオのトークショーを聞いていた。新しいパーソナリティー、マックスの魅力的な声に惹かれる。レイシーはハンサムな男性より声のいい男性に弱かった。でも、マックスの女性観や結婚観については反発を覚える。あまりに実際的で、ロマンチックな見方を否定しているわ。ロマンスや愛は絶対に必要なものよ!そこで番組に電話し、マックスに自説を述べたが、彼の言葉が古傷に触れて途中で電話を切ってしまった。別の日、今度は同棲に賛同して結婚に否定的なマックスに腹が立ち、レイシーは再び、偽名で番組に電話をかけた。彼はすぐにレイシーだと見破り、番組に出てみないかと言った。マックスはセクシーな声の持ち主だけでなく、とてもハンサムで……。顔を合わせた二人の間に、電波より強いものが流れ、火花が散った。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 1998年11月05日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 金澤大子
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- 定価
- 671円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-4198-X
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- 書籍番号
- I-1198
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