ハーレクイン・シリーズ
仮面舞踏会の夜に
両親を亡くしたジョージアナは、長年暮らしたイタリアから父の故郷イギリスへと戻ってきた。だが頼りの叔父はすでに他界し、従兄のチャールズが領地を継いでいた。しつこく言い寄る彼を避け、隣の領地へ逃げ込むと……なんとそこにいたのは、社交界の有名な伊達男オルトン子爵ドミニク・リッジリー!もっとも、ドミニクはあくまで紳士の態度を崩さず、すぐさまジョージアナを妹ベラのもとに送り込んだ。二人の口利きで社交界にデビューしたあとは、まさに夢の日々だった。ダンスの申し込みは引きも切らず、毎日のように求婚される。けれどもドミニクのことが思い浮かび、どうしても結婚に踏みきれない。そしてある仮面舞踏会の夜だった。謎めいた紳士に出会い、彼女の胸は高鳴った。仮面の奥に見えるのは間違いなくドミニクの瞳だ。これはどういうこと? ドミニクが誘惑してくるのはなぜなの?
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2002年10月05日
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- 著者
- ステファニー・ローレンス
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- 訳者
- 吉田和代
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- 定価
- 946円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-32145-0
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- 書籍番号
- HS-145
読者レビュー
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異国育ちで少々変わった美女に紳士たちが殺到、それを見た希代の伊達男は一大決心を……。 十九世紀のイギリス社交界が生き生きと描かれます