ハーレクイン・シリーズ
アヴィニヨンの再会
パリからアヴィニヨンへ。
熱い休暇はまだ始まったばかり……。
車窓に広がる南仏ののどかな田園風景をぼんやりと眺めながら、ヴェロニカはパリでの秘密の情事に思いを馳せていた。まったく私らしくもなかった。革命記念日の夜、熱に浮かされたように出会ったばかりの男性、ルークと奔放な一夜を過ごすなんて。でも、彼の発する強力な磁力にはどうしても抗えなかった。今朝、彼は私のいないベッドで目を覚ましたとき、何を考えたかしら?列車がアヴィニヨン駅に着き、ヴェロニカはホームに降り立った。これから妹のカレンと一緒に、知人のヴィラで休暇を過ごす予定なのだ。駅を出たヴェロニカは、道の向かい側で女性と談笑する男性をひと目見るなり、凍りついた。ルーク! なぜ彼がここにいるの?
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- 頁数
- 192頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年01月05日
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- 著者
- スーザン・ネーピア
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- 訳者
- 愛甲玲
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51272-7
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- 書籍番号
- D-1272
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バレンタインデー生まれ。生まれながらのロマンス小説家と言える。ニュージーランド、オークランドでジャーナリストとして出発。ハンサムな上司と結婚したのち小説の執筆を始める。現在は永遠のヒーローである夫と未来のヒーローである二人の息子、二匹の猫、コンピューターと暮らす。執筆の合間には読書と料理を楽しんでいる。