ハーレクイン・シリーズ
エーゲ海に呼ばれて
あの夏ギリシアに散った恋が、
ふたたび燃え上がろうとしていた。
息子と暮らすアヴァの前に、ある日思いがけぬ人物が現れた。クリストス・シアキス――アヴァがかつて心から愛した男性だ。二年前、ギリシアを訪れたアヴァは彼と出会い恋に落ちたが、彼の兄との不貞を疑われて追い払われたのだった。もしかして、クリストスはようやく認めてくれたの?私の息子が、お兄さんの子などではなく彼自身の子だということを。だがクリストスの話を聞き、アヴァのはかない希望は打ち砕かれた。兄夫婦が事故で亡くなり、一族の海運会社を継いだクリストスは、次の後継者となる兄の息子をシアキス家に連れ戻しに来たのだという。クリストスは最後に、傲慢な口調でつけ加えた。息子と離れたくないなら、僕は君と結婚しても構わない、と。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年01月05日
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- 著者
- キャサリン・ガーベラ
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- 訳者
- 大田朋子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51267-3
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- 書籍番号
- D-1267
読者レビュー
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フロリダで育ったのち、イリノイに引っ越した。テーマパークで知り合った夫との間に二人の子供がいる。高校時代水泳チームの練習中に物語を作り始めた。ジョージア州ロマンス作家協会マギー賞を受賞後、作家デビュー。ウォールデンブックスのベストセラーリストにも登場している。